中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

小保方晴子女史の手記『あの日』を出版した講談社に「活字文化」を守る矜持はあるか?

 

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きょうじ【矜持・矜恃】
自分の能力を信じていだく誇り。プライド。

 

日本を代表する出版社に講談社があります。

ウィキペディアによると、

集英社・小学館(両社とも一ツ橋グループに所属)と並ぶ日本国内の出版業界大手であり、一時は年間売上高が2,000億円を超えていたこともあった。しかし近年はいわゆる「出版不況」により売上が減少、2002年(平成14年)には戦後初の赤字決算となった。また最盛期には小学館に約500億円の差を付けていたものの、2006年(平成18年)は売上高が1456億円まで落ち込み、1470億円を売り上げた小学館に抜かれた[2]。2007年(平成19年)には小学館を上回ったが、2009年(平成21年)以降は集英社に抜かれている。

との記述があり、現在国内では集英社に次ぐ売上高2位に出版社です。

公式サイトにある社長あいさつには

出版という事業を通して、人々の暮らしの役に立ち、心の豊かさに資すること。そして、社会の繁栄と人類の平和に貢献したい、これが講談社の創業以来の、変わらぬ願いです。

(中略)

創業時の原点である「本を創る喜び」を、社員ひとりひとりが胸に抱き、刊行するすべての書籍、雑誌を軸とするコンテンツが、読者の皆様の心に残るものになるよう、社員全員が「世界一おもしろくて、ためになる」をつくる気持ちで一層の努力を重ねます。

とあり、高い志を持って事業に取り組まれていることがわかります。

ところが、こうした崇高な理念に反する出来事を目にしました。

headlines.yahoo.co.jp

ご存じ、「STAP細胞はあります(キリッ)」で世間を騒がせた小保方晴子女史の手記を、講談社が発売するというではありませんか。

上記記事によると、「STAP細胞問題が収束した後の昨年夏、小保方氏に手記執筆をオファーした」とのこと。

 

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こうした一連の出来事に、小保方晴子女史を批判する声もありますが、彼女はある意味「自分の世界」の中で完結しているので、それ以上責めようがありません。

問題は、このように「話題の人」に手記を書かせてひと儲けしようという講談社。

講談社が所属している業界団体である出版広報センターでは、「出版物にも軽減税率を認めよ」という声明を発表しています。その声明文にはこう記しています。

出版界の総意として、2017年4月に予定されている消費税10%引き上げに際し、出版物への軽減税率適用を求めます。現在、生活必需品である食料品への軽減税率が検討されています。食が「身体の糧」であるように出版物は「心の糧」であり、生きていく上で欠かせないものです。すべての国民が、書籍、雑誌等の出版物に広く平等に触れる機会を持つことは、民主主義の健全な発展と国民の知的生活の向上にとっても不可欠です。その意味では、すべての出版物に軽減税率を適用すべきと考えます

shuppankoho.jp

 日ごろから「活字文化」と声高に言っておきながら、無批判に彼女の手記を出版する講談社に、「活字文化を守る」という矜持は果たしてあるのでしょうか?

それでは!

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