中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

菅直人首相に政権与党の自覚はあるか?

 気がつくと、来週日曜日ははや参院選

 ワールドカップの日本代表が程良いところで敗退してくれたおかげで(こう書くとサッカーファンに怒られるかもしれないが・・・)、ようやく報道も選挙モードになってきた。

 ようやく昨日、各局の報道番組で各党党首が勢ぞろいしての討論が行われたが、菅直人首相はフジテレビ、NHKの番組には出演したものの、続くテレビ朝日の「サンデー・フロントライン」には出演せず。

 野党は軒並み党首が出演したものの、枝野幹事長に任せて自身は街頭演説へ行く始末・・・。

http://www.tv-asahi.co.jp/s-frontline/

 NHKの番組は私も見ていたが、下記の記事とまったく同様の感想を持った。谷垣総裁らが、菅政権が今後どのように財政再建に取り組むのか質問を投げかけても、過去の自民党公明党政権の責任問題に話をそらし、菅首相自身がどのようなビジョンを持っているのか、番組ではさっぱり伝わってこなかった。

『「あれじゃあ野党の党首だ」…首相、逆質問連発』 

7月4日21時12分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100704-00000629-yom-pol

 思えば菅総理の迷走は、「財政再建に真剣に取り組んでいる」との姿勢を見せようと、「消費税率アップ」に言及したことに始まる。

 しかし、よくよく話を聞いてみると、「自民党の10%を一つの参考にさせてもらう。」、他人のふんどしに乗っかり、自政権でどのように財政再建に取り組むのかは、さっぱり言及せず。

 と思っていたら、消費税は「支持率にマイナスの影響あり」と感じたのか、税率の話はすぐに引っ込め、地方遊説では低所得者への還付を持ち出す始末。彼の頭の中では、一体消費税率アップでどれほどの税収増を見込み、(そもそも現実可能な手続きがあるのか不明だが)還付でのマイナスをどれだけ見込み、それをどこで補おうとしているのだろうか?

 「あまり深入りするとボロが出る」、と思ったのか、「消費税の話を与野党で協議しようというのが、民主党の公約だ」と言う始末。

 谷垣総裁が指摘している通り、少なくとも政権与党として約1年間国政を担ったのであれば、今後の財政再建に向け、どのような歳出をカットし、税収不足をどのように補うのか、そのなかで消費税でどれだけまかなうのか、”腹案”を持っていてしかるべきだろう。

 そのうち、追い込まれると「腹案はあるんです。」、なんて前首相のように言いだすかもしれない。前首相は外交でボロを出し、今回の首相は財政再建でボロを出した。

 しかし前首相と違うのは、現首相は前政権で財務大臣であったということ。在任中、彼は一体何をしていたのやら・・・。

 最後に、菅首相がブレーンにふき込まれて念仏のように唱えている「強い経済、強い財政、強い社会保障」という考えが、いかに空虚に満ちたものであるのか、いくつかのブログを紹介しておくこととしよう。

池田信夫 『「強い社会保障」の虚妄』 

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51436211.html

前田拓生 『非ケインズ効果を伴わない増税はやめるべき!』 

http://agora-web.jp/archives/1043195.html

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