中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

「裏マニフェスト」、着々実行中?

 9月21日のブログでも書いたとおり、民主党政権は、マニフェストに明記した「子供手当て」や「高速道路無料化」、「八ツ場ダムなど中止問題」では、異論が続出して実行までに時間が駆りそうな状況であるが、その一方で「マニフェスト」には明記していなかった「裏マニフェスト」的政策は、着々と実現に向けて動きが活発化している。

http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-e06c.html

 そして先日、「家から個人を単位とした登録制度」づくりのための「戸籍制度の廃止をめざす議員連盟」が発足されたのに続き、「夫婦別姓」制度が実現に向けた動きが本格化すると言う。読売新聞によると。「早ければ来年の通常国会に、夫婦同姓を定めている民法の改正案を提出する方向で調整を進める。」とのことだ。

http://news.goo.ne.jp/elex/news/article/20090927-567-OYT1T00001.html

 そもそも、「夫婦別姓」制度は、自民党が「家族の一体感を損ない、家族崩壊につながる恐れがある」などと強く反対し続けてきており、民主党社民党が毎年のように共同提出してきたが廃案となってきた。

 法務省も96年、法制審議会(法相の諮問機関)で選択的夫婦別姓の導入が答申されたことを受け、夫婦別姓を盛り込んだ民法改正案をまとめた経緯があるが、法務省案は「複数の子の姓は統一する」としているのに対して、民主党などの案は「子の出生ごとに姓を決める」としており、「家族制度崩壊」が根底にあることが、容易に読み取れる。

 そもそも、民主党は今回の選挙に当たって、国民的に賛否の分かれる「夫婦別姓」推進をマニフェストに「明記」することを見送ったという経緯がある。下記の朝日新聞記事では、「党内に慎重論」とあるが、「選挙戦で不利になる」と考えから見送った、というのが正直なところではないか。

「民主公約、夫婦別姓明記見送り 党内に根強い慎重論」

http://www.asahi.com/politics/update/0714/TKY200907140416.html

 そして、「外国人参政権」法案については、野党に転じた公明党も積極姿勢を見せ始めていることから、実現に向けた動きが一段と加速した格好となっている。

外国人参政権法案、臨時国会提出へ=公明代表

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092600320

 民主党政権運営を批判している、下記のブログでは、「今までひた隠しにして、とにかく「国民に知らせずコッソリ通そう」としてきた「外国人参政権」を、こうやってマスコミに向かって発表し、しかも今まで外国人参政権に一切触れようとしなかったマスコミが、新聞どころか、TVニュースにまで流したって事は、既に“下準備”は出来ていて、後は衆議院で2/3の可決を持って成立させるめぼしが立ったって事かな?」と推測しているが、これが事実だとしたら恐ろしいことだ。

http://pub.ne.jp/shadow/?daily_id=20090927

 今回の結論も、まいど毎度の繰り返しになってしまうが、個別の政策の是非というよりも、これら重要法案が「国政選挙の場で問われることなく実行に移されてしまう」ことに、一番の不安を感じる。しかも、こんなハイペースで。今、八ツ場ダム問題で世間を騒がせているのは、そこに注意を逸らしておいて、こうした「裏マニフェスト」の実行を着々と進めるためではないか、と思ってしまうのは、私だけだろうか?

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